経歴はないないづくし 朝ドラ初「外国人ヒロイン」の吉凶

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 秋に始まるNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」のヒロインは、なんと米国人女優。それも本国でもまったく無名の女優だから、NHKも思い切ったことをする。

 そのシャーロット・ケイト・フォックス(28)は、ニューメキシコ州サンタフェ出身の既婚者。国内外500人以上の応募の中から抜擢されたという。

■スワヒリ語でトーク

 ものすごい倍率を勝ち抜いたぐらいだから日本語バリバリかと思いきや、あいさつ程度でほとんど話せない。キャリアは約10年だが、メジャーな映画ドラマの出演歴もほとんどなし。役柄に合わせて黒髪に染めた意欲は買うが、特筆すべきはスワヒリ語が話せるぐらいで、ないないづくしなのだ。



 それでもNHKのチーフプロデューサーは「日本語の3分以上の台本を3種類渡した。セリフの意味を理解し、丸暗記とは違う演技力に圧倒された」と絶賛している。

 いずれにせよ、外国人がヒロインに抜擢されるのは、朝ドラ史上初。

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