ほこ×たて放送倫理違反も…BPO見解に「違和感」と専門家

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 昨年10月に放送が打ち切られたバラエティー番組「ほこ×たて」(フジテレビ系)が断罪された。1日、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が、「制作過程に重大な放送倫理違反があった」とする意見書を発表した。
「矛」と「盾」が勝負したらどうなるか――だれもが見てみたい“真剣勝負”を提供し、人気になった対決型バラエティー。ところが、昨年10月20日の放送は、戦ってもいない相手と戦ったように見せた。これを出演者が暴露し問題が発覚。BPOは「存在しなかった対決を作りだし、出演者や視聴者との約束を破った」と指摘した。

 もっとも、BPOが考える“約束”は視聴者とずれているようだ。

 意見書はバラエティー番組について、〈制作者と出演者が協力してある種の「虚構」を作り上げ、それに視聴者が安心して身をゆだね、楽しむ、という二重の了解の上に成り立つ〉と定義している。要するに、作り手も受け手も「虚構」であることを前提にしているから、「虚構」の有無は問題にならないというわけだ。

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