たけし夫人と漫才コンビ「ミキ&ミチ」組んだ 野々深知は今

公開日: 更新日:

♪ノッテケ ノッテケ サーフィン サーフィン……。
波乗りのしぐさとともに、こんな合いの手で観客を笑いの渦に巻き込む“サーフィン漫才”で人気だった。70年代半ば、“お笑い界のアイドル”と呼ばれた「ミキ&ミチ」の2人だ。しかし、たった2年で解散してしまった。今どうしているのか。

 今回、会ったのは京成線青砥駅北口に近いライブハウス「T-Space」のオーナーのミチこと野々深知さんだ。店を訪ねると、

「ミキ&ミチを捜してたんですって? 物好きなことですねぇ。でも、これも何かのご縁。ゆっくりしてって下さい」

 とミチさん、苦笑しつつ迎えてくれた。
 店は広さ30坪、テーブル席のみ40余席。ライブ用のステージがある。
「青砥に店を出して10年ですか。主人を病気で亡くしましてね。家族が路頭に迷わないように始めました。ライブは毎月第1土曜日にオールディーズ、第4金曜日にお笑いをやってます。ウクレレ漫談の牧伸二さんがワタシの師匠だった関係から、お笑いライブの看板は牧師匠でした。去年4月に亡くなる直前まで、毎月欠かさず律義に出演してくれましたよ」

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