たけし夫人と漫才コンビ「ミキ&ミチ」組んだ 野々深知は今

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 2時間3000円で飲み放題、カラオケ歌い放題。それが音楽ライブの日は4000円、お笑いは5000円になる。

ミキとお出会いで女優から漫才に転向

「ミキの消息はご存じなんでしょ。ええ、たけチャンの奥さん、ビートたけし夫人ですよ。もう長いこと音信不通で、ミキについて知ってるのはそのくらいですね」
「たけし夫人」のミキさんとミチさんが寄席で活躍したのは70年代半ば。もともとは女優で、映画「混血児リカ」やTBSのテレビドラマ「愛子」などに「野々深知」の芸名で出演していたが、漫才師だったミキさんと出会い、お笑いに転向した。

「ミキの相方をやらないかって、牧師匠のマネジャーから誘われました。最初はお断りしたんです。だけど、ミキに台本があるから大丈夫と言われ、だったらできるかなと勘違いしちゃった、ハハハ。初舞台は浅草の松竹演芸場だったと記憶してます。ツービートとはその頃から仲が良く、演芸場横の喫茶店がたまり場でした」

 2人の女の子がジーパンにトレーナー姿で丁々発止とやり合う。それまでのオヤジ漫才とは異なるはつらつとした姿が好感を呼び、ミキ&ミチは“お笑い界のアイドル”になった。

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