一体なぜ? ラジオで「国立大学CM」続々オンエア中のワケ

公開日: 更新日:

 全国のFMラジオ38局のネットワーク、JFNが、3年前から「JFN学生ラジオCMコンテスト」を実施している。全国の大学、専門学校、高専の在校生が、自分が通う学校のCMコピーを考え、デキを競う大会だ。

「今年は1500通の応募があり、最優秀賞に大阪芸術大学、優秀賞に高知大学と志学館大学、ほかにブロック賞として17校の学生の作品が選ばれました」(担当者)

 特典として、最優秀賞は音声化されたCMが全国ネットで1日1回、1カ月間無料でオンエア(9月1日~)。優秀賞は2週間オンエアされる。ブロック賞は地元局でのオンエアが決まっている。

 かくして高知大のほか、ブロック賞選出の福島、富山、香川、長崎など、世にも珍しい国立大学のCMがFM放送で流れているという次第。耳にしたリスナーも多いはず。

「40秒スポット1カ月の場合、全国ネットなら1000万円くらいの広告価値があります」(業界関係者)

 私立では明治大や関西学院大がブロック賞を受賞。母校のCMを聴くチャンスか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン