今年の漢字は「嘘」と 収入も増えた“ゴースト”新垣隆氏を直撃

公開日: 更新日:

 今秋からは金曜夜の音楽番組「どぅんつくぱ」(フジテレビ系)にも準レギュラーとして出演している。

「譜面を書くお仕事は、小さなものでも時間が大変かかるので(テンパって)ワァ~ッとなってしまいます。テレビの収録は毎回、プレッシャーです。自分のやることに必死で、いろいろなタレントさんとお会いするのですが、サインとかもらうアレもなく……。取材は、騒動について聞かれることが多く、何度経験しても慣れません。もちろん、騒動のことは片時も忘れたことはありません。一生、付き合っていくものだと思っています。2人でああいう騒動を起こしたわけですから。でも、お話しするのはいまだに慣れません……」

 人目を避けるために帽子を新調し、タクシー移動も増えた。その一方で収入は以前よりもアップしたという。

「結果的にスポットライトを浴びるようになりました。ですが、本来、音楽家はメーンステージに立つもので、決して裏方というわけではない。多くの方に曲を届けることが何より大事であり、こうしてひとりでも多くの方に演奏を聴いてもらえる環境は非常にうれしいです。曲をつくる作業は、ひとりでできる量が限られているので、(収入が)3倍、4倍と跳ね上がることはありません。フリーの身なので不安定な生活。特に潤った感じはありません。普段は毎日、自分の部屋で暗~く譜面を書いています」

 激動の今年一年を漢字一文字で振り返ると……。

「私たちをはじめとして、今年は虚偽で世間を騒がせてしまった方が多かったかと……。やっぱり、嘘はついちゃいけません。戒めを込めて『嘘』にしたいと思います」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋