ゴースト「新垣氏はいいコ」 起用継続決めた映画社の言い分

公開日: 更新日:

 世間に嘘八百デタラメの疑いを抱かせたまま、雲隠れしている自称作曲家に対し、ゴーストライターとして片棒担ぎを懺悔(ざんげ)した新垣隆氏(43)には一筋の光明が――。

 25歳の頃から18年間、非常勤講師を務めてきた桐朋学園大学には新垣氏の教え子や音楽関係者らの署名が寄せられ、決定が下された退職がいったん、白紙に。先週に入り、改めて本人が辞表を提出したと、一部メディアが報じた。
 大学側に問い合わせてみると、「HPで発表していることがすべて。他のコメントは差し控えさせていただきます」(総務部)。

 とりあえず「精査した上で厳正に対処する」という発表で勘弁してくれよ、ということらしいが、長年、新垣氏に仕事を依頼していた「マツダ映画社」専務の松戸誠氏は、「本人の意向もあるでしょうが」と前置きした上で“続投”を明らかにした。
 同社は無声映画に生演奏をつけた上映会を開催しており、新垣氏が所属する合奏団「カラード・モノトーン」が演奏を担当。騒動が明るみになって以降、主催者側から、メンバー差し替えを求める声も上がっているというが……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…