ジャニーズ女帝が「SMAPは踊れない」と言った意味と重み

公開日: 更新日:

「SMAPは踊れないじゃない」

 先週の「週刊文春」に掲載されたジャニーズ事務所・メリー喜多川副社長の独占告白。衝撃的な話が続いたなか、ちょっと気になったのがこの言葉。“嵐”との共演がない理由として、他の子と比べたらSMAPは「踊れない」という意味だが、副社長、じかの言葉だけに重みがある。

「所属タレントを稽古場ならともかく、公の場でここまで言う幹部はあまり聞かない。ある意味、これがメリーさんの凄さだとは思います」と業界関係者はいう。

 ジャニーズ事務所は歌って踊れるグループの育成を主目的としてきた。その意味ではSMAPは落ちこぼれだったかもしれない。デビューした90年代は「アイドル氷河期」といわれ、アイドルが出る番組は減っていた。そこで初のレギュラー番組に起用されたSMAPは、アイドルとしては異例のコントなどをして人気を博し、知名度を上げた。メンバーも自覚したかのようにその後はバラエティーや司会、役者に重心を移して活動。今日のトップアイドルとしての地位を築いた。

「アイドル界のレジェンド」と称される山口百恵さんも、もともとは「企画モノとして獲得した」と“ホリプロ”の創設者の堀威夫氏(現ファウンダー)から聞いたことがある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも