ママタレで成功…小倉優子の原動力は「こりん星」時代の葛藤

公開日: 更新日:

 17日、「メルカリフリマ」特別トークショーに登場した小倉優子(31)。2歳になる長男の母でもある小倉は「そろそろほしいな。パワースポットに行ったり……ハワイで子宝に恵まれるところに2人で行ったりしてます」と“2人目”に意欲的であることを明かした。

 小倉といえば、デビューした2001年以降、「こりん星」からやってきた「りんごももか姫」という不思議キャラの設定でブレーク。しかし、事務所を移籍した5年前を機に10年にわたって続けてきたこのキャラについて「名前を売るための戦略だった。もう普通の自分でいたい」とテレビで告白。

 さらに、今月11日に放送された「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)で「26歳の時に(キャラを)やめたいという気持ちが限界に達して、ストレスから毎晩のように朝まで飲み歩いていた」とアイドルらしからぬエピソードを暴露して話題になっている。

 芸能リポーターの川内天子氏はこう言う。

「やっと等身大の自分でいられるとホッとしていると思います。事務所の戦略とはいえ全てをキャラで固めるのは無理がありすぎる。そこで限界だったことを明かしたのは利口です。今はおバカキャラやヤンキーキャラなど、つくりこむより“本当の自分”を出す方が好感度が高い。ゆうこりんはネットをうまく駆使して、昔はアンチだった同性の人たちも取り込むことに成功しました。これから上戸彩菅野美穂など大物女優の“ベビーブーム”がやってくる。ママタレたちは『CMは女優に譲り、自分たちはイベントやバラエティーの地盤を固めよう』という“すみ分け作戦”の下準備に取りかかっているはずです」

 結婚前からゴルフや株の書籍を出版し、レシピ本もバカ売れしている小倉。「こりん星仕込み」のビジネス戦略はかなりシタタカだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  2. 2

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  3. 3

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった

  4. 4

    ヘイトスピーチの見本市と化した参院選の異様…横行する排外主義にアムネスティが警鐘

  5. 5

    ASKAや高樹沙耶が参政党を大絶賛の一方で、坂本美雨やコムアイは懸念表明…ネットは大論争に

  1. 6

    巨人・田中将大「巨大不良債権化」という現実…阿部監督の“ちぐはぐ指令”に二軍首脳陣から大ヒンシュク

  2. 7

    世良公則、ラサール石井…知名度だけでは難しいタレント候補の現実

  3. 8

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  4. 9

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 10

    フジの「ドン」日枝久氏が復権へ着々の仰天情報! お台場に今も部屋を持ち、車も秘書もいて…