テツトモ年収1億円説否定も やっぱりオイシイ“一発屋稼業”

公開日: 更新日:

■小島よしおはターゲットを絞って大成功

 ちなみに、気になるギャラは「小島よしおクラスで1イベント=100万円以上。テツトモも同クラスで、ダンディ坂野でも80万円はします」(イベント関係者)とか。となると、月に10本、年間で120本の営業をこなせば所属事務所に手数料を引かれても、かなりの金額が残る計算だ。

「時代も良かった。彼らがブレークした十数年前はテレビ界のお笑いブーム全盛期。ギャラが安くてもテレビに出まくったことで全国各地で彼らを知らない人はいなくなりました。だから地方営業が成立するのです。しかも、小島よしおのように大人向けの笑いを捨てて、あえて子供をターゲットに絞ることで大成功を収めているケースもある。一方、今やネタ見せ番組は少なくなり、一発屋芸人の見せ場は激減。新規の一発屋は『8・6秒バズーカー』や『クマムシ』など、よほど強運に恵まれないと生まれにくい状況です」(前出の川内氏)

 時代に恵まれるのも芸のうち、か。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  4. 4

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  5. 5

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  1. 6

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 7

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  3. 8

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  4. 9

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ

  5. 10

    官邸幹部「核保有」発言不問の不気味な“魂胆” 高市政権の姑息な軍国化は年明けに暴走する