浜崎あゆみ 12年ぶりファンクラブツアー復活に“大人の事情”

公開日: 更新日:

 神奈川・横浜アリーナで開かれた5日の公演で今年の全国ツアーを終えた歌手の浜崎あゆみ(36)。

 ツアー終了後は、各メディアで「本人史上最長3時間45分の公演時間」「圧倒的な貫禄!」などと報じられ、デビュー17年を迎えた浜崎の“女王健在”ぶりを見せつけた。

 もっとも、華やかな見出しが並ぶ報道の裏で、ここ数年の年間公演数と観客動員数は右肩下がりだ。2010年は延べ40万人を動員していたものの、11年は28万人、14年は10万人と寂しい数字に。今年はやや盛り返したが、17万3000人とかつての面影はない。

 その上、ツアー終了の翌6日には、コンサートチケットが無料でバラまかれていたと一部メディアに報じられた。浜崎の熱狂的ファンとみられる若い資産家が100枚単位でチケットを購入し、LINEで希望者を募った上で無償で譲渡していたというのだ。報道では、浜崎側が関与していたかは不明だとしているが、“太い客”の大量購入がなければ、少なからぬ数の空席が発生していた可能性は高い。

 そんな中、浜崎の公式サイトで、9月から11月にかけて行われるファンクラブ会員限定の「ファンクラブツアー」の情報が発表された。浜崎がこのようなイベントを行うのは、2003年以来12年ぶりのことだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  3. 3

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  4. 4

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  5. 5

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  1. 6

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  2. 7

    創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後

  3. 8

    田村亮さんが高知で釣り上げた80センチ台の幻の魚「アカメ」赤く光る目に睨まれ体が震えた

  4. 9

    草間リチャード敬太“全裸騒動”にくすぶる「ハメられた」説…「狙った位置から撮影」「通報が早い」と疑問視する意見広がる

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山崎まさよし、新しい学校のリーダーズ…“公演ドタキャン”が続く背景に「世間の目」の変化

  2. 2

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  3. 3

    高市自維政権で進む病人・弱者切り捨て…医療費削減ありき「病床11万床潰し」すでに3党合意の非情

  4. 4

    創価学会OB長井秀和氏が語る公明党 「政権離脱」のウラと学会芸能人チーム「芸術部」の今後

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    ソフトバンクに激震!メジャー再挑戦狙うFA有原航平を「巨人が獲得に乗り出す」の怪情報

  2. 7

    山崎まさよし公演ドタキャンで猛批判 それでもまだ“沢田研二の域”には達していない

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    米価暴落の兆し…すでに「コメ余り」シフトで今度こそ生産者にトドメ

  5. 10

    まだ無名の「アマNo.1サウスポー」評価爆上がり!23日ドラフト「外れ1位」なら大争奪戦も…