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ラリー遠田お笑い評論家

1979年、愛知県名古屋市生まれ。東大文学部卒。テレビ番組制作会社勤務を経てフリーライターに。現在は、お笑い評論家として取材、執筆、イベント主催、メディア出演。近著に「松本人志とお笑いとテレビ」(中央公論新社)などがある。

ハリセンに続く? 「おかずクラブ」躍進が期待できるワケ

公開日: 更新日:

連載コラム 2016新春「笑」芸人解体新書】

 昨年もお笑い界では新たなブレーク芸人が何組も出現した。これから一発屋と見なされて勢いが落ちてしまう人もいれば、人気が定着して長く残っていく人もいるだろう。

 中でも、これからも活躍しそうな芸人の筆頭として注目されているのが、おかずクラブだ。

 おかずクラブは15年の正月特番「ぐるナイおもしろ荘SP」で頭角を現した。ここで優勝したことで勢いに乗り、1年間で146番組に出演(「ニホンモニター」調べ)。一気に売れっ子の仲間入りを果たした。

 おかっぱ頭で座敷わらし似のオカリナ(31)とぽっちゃりキャラのゆいP(29)。そんな2人が自信満々に暑苦しい演技でいい女ぶってみせるコントが評判を呼んだ。ゆいPは、自分がかわいすぎるから男性にセクハラされるのだと言うオカリナをかばって「これがおまえらのやり方かー!」と絶叫する。

 人気の秘密は、一見ブスキャラっぽく思われがちだが、決して視聴者に不快感を抱かせるようなブスではない、ということ。ゆいPは女優の平愛梨に似ていると自称していて、なぜかいつも自信満々。そしてオカリナは、特徴的な外見だが決して卑屈ではなく、周りの空気に流されないマイペースなタイプ。この2人のポジティブな性格が、世間の人にも伝わっているのだろう。

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