“天然”瀬川瑛子を「芸域広げる」と盛り立てた恩人の激励

公開日: 更新日:

 新井先生と初めて出会ったのは日本クラウンのオーディションを受けた1965年。今から51年前のことです。

 私の父はNHK紅白歌合戦に2度出場した演歌歌手で、物心ついた頃からマンツーマンで教えてもらいながら育ちました。ですから、父が生みの親にあたるわけですが、「歌心」は学んだものの、きちんとした発声法や楽譜の読み込み方といったプロとしての技術は心もとなかった。それでクラウンのプロデューサーさんが「レッスンの先生に」と、ご紹介してくださったんです。

■レッスンは貧血で倒れそうに

 歌唱法には大まかに地声と裏声、ファルセットがあって、音域に合わせてそれらを使い分けるのが一般的ですが、先生は「映子(当初の芸名)ちゃんは体が大きいのだから、声量豊かな歌手にしたい」とおっしゃられて地声だけで歌わされました。

 そのレッスンたるや、かすれがちになる高音を出すため、呼気の量を増やさなくてはならず、毎回、頑張りすぎて貧血で倒れそうになるくらいハード。それでもだんだんコツを掴んでくると、そんなに力まなくてもスッと高音が出せるようになりました。それが68歳になった今でも、以前と変わらぬキーで歌える基礎を作ってくれたんです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  2. 2

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  5. 5

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  1. 6

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  2. 7

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外

  3. 8

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  4. 9

    仲間由紀恵46歳の“激変ふっくら姿”にネット騒然も…紆余曲折を経てたどり着いた現在地

  5. 10

    初期ビートルズの代名詞のような2曲の、まるっきり新しかったポップさ、キュートさ、叫びっぷり

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に