故・今井雅之さん実姉が語る 壮絶闘病生活と不屈の役者魂

公開日: 更新日:

 このとき、陽子さんは大腸以外にがんが転移していることを誰にも言えなかったという。横浜の病院で行った大腸の手術は無事に成功した。

 術後、新大阪駅のホームで今井と一緒に新幹線を待っているとき、帽子を目深にかぶっていたにもかかわらず、気づいたファンが「サインください」と声をかけてきたことがあった。

「あれだけしんどい状態だったら『すいません』と断ればいいのに、すぐにシャキッとして、つらさなどみじんも見せずにサインに応じたんです。改めて“役者やな”と感心しました。いつも『オレのファンなんて少ないけど、その少ないファンを大切にしないとあかん。ファンは家族やから』と口癖のように言っていましたから」

■見舞いに行ってもベッドはもぬけの殻

 昨年3月、都内の有名大学病院に通うことになったが、大学病院ならではの対応にショックを受けたという。

安倍首相の潰瘍性大腸炎を診た主治医の先生に診ていただけると聞いたので大船に乗ったつもりで行ったんですが、毎回違う先生がマニュアルに沿ったことしか言わないので、これ以上この病院には関わりたくないと思いました。医療従事者にとって本人がどう生きるかをサポートするのも仕事だからです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    萩本欽一(8)床に頭をつけて借金取りに謝る母親の姿を見てぼろぼろと涙がこぼれた

  2. 2

    「嵐」活動終了1カ月前に報じられた大野智の"過去"…アイドル業で潰されたプライベート…結婚と今後

  3. 3

    星野仙一監督は誰よりも自分を慕っていた牛島和彦をトレードの弾に、落合博満を手に入れた

  4. 4

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  5. 5

    日本ハム伊藤大海が受けた甚大被害 WBC「本当の戦犯」は侍ジャパンのベンチだった!

  1. 6

    高市政権また老人イジメ…財務省が高齢医療「3割負担」早期引き上げ提言、政府「骨太の方針」への明記も

  2. 7

    TBS「テレビ×ミセス」のスマスマ化で旧ジャニ不要論が加速 “体を張るイケメン”の専売特許は過去のもの

  3. 8

    ガソリン補助金限界でも「節約は不要」と…引くに引けない高市首相「大言壮語」の呪縛

  4. 9

    小室圭さん&眞子さんの「子供の性別」を特定したNYポストが「baby」「child」 に修正

  5. 10

    「自転車1メートル規制」で渋滞発生 道路交通法改正とどう付き合うべきか