“ケンとメリー”で一世風靡 「BUZZ」の東郷昌和さんは今

公開日: 更新日:

■有名歌手やアイドルを育てた経験も

 さて、東郷さんは中学時代、同級生の高橋幸宏(元YMO)とバンド活動をしていたこともあるが、高3の時に受験で活動休止。その間、幸宏が小出のバンド活動を手伝った縁で、東郷さんが成城大在学中の19歳の時に小出を紹介され、幸宏の兄・高橋信之のプロデュースで「BUZZ」が誕生した。

「麻布高校時代には幸宏や当時中学生のユーミン(松任谷由実)とテレビの『ヤング720』で演奏したこともあるんです。CMのコーラスの仕事もやっていたから、その意味でボクにはアマチュア時代ってないんですよ」

「ケンとメリー」がいきなりヒットしたため、コンサートでの持ち歌がなく大急ぎでアルバムを作ったという。

「メーンボーカルは相方ですからボクはMCや賑やかし担当。おこがましいけど、言ってみれば、『サイモンとガーファンクル』のポール・サイモン。あのコンビだってデュオの時の代表曲はガーファンクルのボーカルだけど、ソロになったらサイモンのボーカルが売れたじゃないですか。相棒のボーカルを客観的に見てたし、BUZZを支えた縁の下の力持ちだと密かに自負してるんです、ハハハ」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党さや候補のホストクラブ投票キャンペーンは、法律的に公選法違反になるのか

  2. 2

    参院選中に参政党「排外主義カルト」の実態をマトモに報じなかった大手メディアの生ぬるさ

  3. 3

    阪神・小幡 自由を手にしてなお追い込みをかけた高校時代

  4. 4

    千原せいじと戸田市議の対談動画《胸糞悪い》と大炎上 クルド人問題を“ネタ”にするセンス

  5. 5

    不倫騒動から3カ月…田中圭のポーカー遠征に永野芽郁が同行? Xで検証作業が沸騰する異様

  1. 6

    あの落合博満さんが「オラーッ!!」と激昂…僕の“完璧な球”は三冠王打者の逆鱗に触れた

  2. 7

    爆笑問題・太田光の政治キャスターが「見どころ満載」と評判上々…今回は“炎上”しなかった参院選特番ウラ事情

  3. 8

    サマージャンボ宝くじ、スポーツくじ…運まかせと割り切らず「開運日」を狙ってみる

  4. 9

    新興政党なのに…参院選当選者ゼロの石丸新党「再生の道」はもはや“再生不能”

  5. 10

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」