坂本冬美はホッ…体調不良おりも政夫に“早期復帰”情報
一瞬ヒヤッとしたに違いない。今年、歌手生活30周年を迎える坂本冬美(49)のことだ。
節目の年を記念して10月1日から東京・明治座で「坂本冬美特別公演」(26日まで)を予定している。その記念公演の主力メンバーである元フォーリーブスのおりも政夫(63)が25日、稽古中に体調不良を訴え、救急搬送されてしまったからだ。おりもは急性虫垂炎と診断され、その日のうちに開腹手術を受けたが、最悪の場合、有力パートナーを1カ月間失う可能性もあったからだ。
しかし、どうやら“被害”は最小限で済みそうだ。ある劇場関係者が打ち明ける。
「おりもの容体が比較的軽かったため、10月3日には退院できそうなのです。その間だけは代役を立てる方向ですが、早ければ4日にも復帰できる可能性がある。残りの二十数日は本来通りのキャストで行けそうなのです」
1991年、史上最年少で座長を務めた坂本の舞台は、今回で16回目。その中で、おりもは重要な地位を占めていた。
「30周年記念公演は芝居『新版 女の花道』と歌謡ショーの2部構成ですが、『新版 女の花道』は14年、大阪・新歌舞伎座でも演じていて、この時もおりもは共演していました。さらにその2年前、坂本は明治座の創業140周年記念として『おさんとおしの』を演じていますが、この時もおりもは重要な役どころで出ていた。近年は坂本の座長公演で頻繁に出ていて、坂本とも気心の知れた仲だったのです」(前出の関係者)
坂本といえば、ドラマ「神の舌を持つ男」の主題歌でもあった新曲「女は抱かれて鮎になる」も好調で、オリコンの「演歌&歌謡シングルランキング」では初登場で1位となっていた。
30周年という記念の年は坂本にとって成功裏のうちに幕を閉じそうだ。