• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

不倫騒動の中村芝翫 “ねじれ襲名”で舞台の上でも前途多難

 10月の東京は、3劇場で歌舞伎が興行されている。3劇場をまわると、歌舞伎の多様性がよく分かる。

 歌舞伎座は中村芝翫襲名披露興行。橋之助が父の名である芝翫を八代目として襲名した。直前に不倫騒動が起きたが、家庭内で何があったかはともかく、橋之助は堂々と芝翫を襲名し、役者たちは祝福した。

「芝翫」を「しかん」と読める人は一般には少ないだろう。先代の七代目芝翫は女形だったので、歌舞伎ファンの間では名優として知られていたが、テレビや映画に出る機会もなく、知名度が低かった。

 新しい八代目芝翫は立役だが、七代目(父)は女形だったので、「父の名」は継ぐが、「父の芸」は継がないという、ねじれた襲名となった。新しい芝翫が襲名にあたって選んだのは「熊谷陣屋」(夜の部)で、幕末から明治前半にかけて活躍した四代目芝翫の型を復活させたのが、見どころ。たしかに、これまで見慣れていた「熊谷陣屋」とは印象がだいぶ違う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  2. 2

    沖縄県知事選で“黒歴史”隠し 佐喜真候補にもう一つの疑惑

  3. 3

    ファン心配…築地「吉野家1号店」営業終了で店長はどこへ

  4. 4

    「江戸むらさき」磯山良司さんが実家ラーメン店で働くワケ

  5. 5

    19歳ガングロで起業し注目「ギャル社長」藤田志穂さんは今

  6. 6

    豊漁が一転、不漁に…サンマは北海道地震を知っていたのか

  7. 7

    ベンチの焦りが選手に伝染 今季巨人のBクラス争いは必然

  8. 8

    「稼いだのは1カ月…」ブレークから10年たった鼠先輩は今

  9. 9

    「まだ監督じゃない」発言で騒動に…渦中の中畑清氏を直撃

  10. 10

    「ボラ申し込まなければいい」発言 IOCコーツの正体とカネ

もっと見る