野良犬から寿司奪い…三遊亭白鳥さん明かした過酷下積み

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 二つ目「三遊亭新潟」に昇進しても生活は変わらず、野菜不足を補うのは道端の野草。ニッポン放送の「ラジオビバリー昼ズ」で、パーソナリティーの高田文夫先生に「セイタカアワダチソウを主食とし、冬場はテレビで暖を取る落語家」と紹介されたのはその頃でした。

 風向きが変わったのは二つ目になって5年目の95年あたりから。正月に長野で講演と落語の両方を聞いてもらう仕事があり、講演はウケなかったのに、落語は、あるおばあさんがすごく喜んでくれた。それで気がついたんです。自分が演りたいネタもさることながら、お客さんをいかに喜ばせるかを考えるべきだ、と。そして喜ばせるにはどうすればいいか……。

 すると、寄席にも呼んでもらえるようになったんです。真打ち昇進、「白鳥」襲名は01年9月。この頃ですね、「食える」って思ったのは。

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