沖縄移住し1年 田中律子さんは泡盛でおばぁと“ゆんたく”

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 最近の大ヒットは何といっても豚の角煮に似た「ラフテー」。まず大鍋に水をはり、皮つき三枚肉(ばら肉)を1時間ほどコトコト煮て、余計な脂やアクを取り除きます。それを奇麗に水洗いして食べやすいサイズに切り、黒糖と沖縄の地醤油、そして泡盛だけで、さらにじっくりと1時間。ここは水じゃダメ。泡盛を入れるとお肉が軟らかくなり、脂っこさがなくなって、冷えても硬くならない。それに泡盛じゃないとラフテーならではの風味や味わい、テカリが出ないんだそうです。

 これ、本当においしいんですよ。ご飯にも合いますし、お酒のおつまみにもピッタリ。遊びに来る友達にも大好評です。

 今、高校3年になる娘が英国に留学中なのでひとり暮らし。基本的にひとり飲みはしないので、友達や知人が遊びに来た時に飲むのですが、東シナ海に面しているので夕日がすごくきれいなんです。赤いパステルカラーに染まる空を見上げ、ウクレレを弾いて、キルタン(瞑想の前に歌うサンスクリット語のマントラ=真言音楽)を歌う。そしてグラスには泡盛……。私にとっては至福のひと時ですね。

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