安倍里葎子が感謝 “デュエットの女王”誕生に2人の巨匠

公開日: 更新日:

 橋幸夫と歌った「今夜は離さない」をはじめ、数々のデュエット曲をヒットさせ、“デュエットの女王”として知られる安倍里葎子さん。デビューして46年。恩師はこのお二人!

  ◇  ◇  ◇

 私が生まれ育ったのは札幌市中央区。場所は現在の札幌プリンスホテルがある辺りです。歌手への第一歩は地元の高校を卒業後、小学校低学年から習っていたクラシックバレエのアシスタントをしながら、「もう一つ趣味を」という祖母の助言で札幌ミュージックスクールに通って歌のレッスンを始めたこと。

 とはいっても、最初はプロ歌手になろうなんて、とてもとても。そんなのは夢のかなたでした。

 祖母は、すすきので明治時代から昭和まで続いた北海道一の料亭「いく代」の仲居頭から小料理屋を始めてまして、ひいきにしてくださったお馴染みさんの一人が、ある炭鉱会社の札幌支店長。その息子さんがラテン歌手であり、札幌ミュージックスクールの校長先生でもあったんです。校長先生には随分と目をかけていただき、店長を兼務されていたすすきののライブレストラン「ミュージックパブ ジョージの城」のステージに歌のレッスンの延長で立つことも許されました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る