BS歌番組に大抜擢 平成生まれの女流し「おかゆ」って誰?
BS11で4月からスタートする「あなたが出会った昭和の名曲」は、橋幸夫、鳥羽一郎、香西かおりら演歌界のビッグスターをゲストに、視聴者から今聴きたい名曲を募り、その曲にまつわるエピソードとともに豪華ゲスト陣が歌う、視聴者リアルタイム参加型番組だ。番組内で酒場中継を担当するのが、平成の女流し・おかゆ(25)である。
“流し”を始めたのは4年前、21歳の時。母が歌っていた演歌がベースになり、レパートリーは200曲に上る。
「スナックを一軒一軒、『歌わせてください!』と体当たりで回って始めました。それが“流し”だっていうことも知らず、お客さんに言われて携帯で検索して知りました。東京だと池袋、駒込、小岩、門前仲町などはよくお邪魔しています」
そんな女流しの噂を番組が聞きつけ、今回、中継担当に大抜擢された。
「中継では、お店にお邪魔してお客さんにリクエストされた曲を歌うのですが、特番の回で『兄弟船』をリクエストされまして。流しを始めて最初に歌った思い入れのある曲ですが、なんとその日のゲストが鳥羽一郎さん。いきなり“神”の前で歌うことになり、緊張を超えてアタマが真っ白、その時のこと覚えていないんです。でも、鳥羽さんが『あのネェちゃんいいね!』っておっしゃってくださったそうで、恐れ多い限りです」