清水富美加「暗黒女子」は中年男性向け 評論家が推すワケ

公開日: 更新日:

 法名・千眼美子こと清水富美加(22)と、飯豊まりえ(19)がダブル主演を務めた映画「暗黒女子」(東映)の客入りがすこぶる悪い。春休み中なのに全国各地の映画館はガラッガラ。閑古鳥が鳴きまくっているのだ。

「公開初日(4月1日)は割安で観賞できるサービスデーでしたが、オープニング2日間の興行収入はたったの3000万円。最終でも1億円いくかどうか厳しい。大コケと言わざるを得ません」(映画興行関係者)

 本来なら「ひるなかの流星」(東宝)や「PとJK」(松竹)と並んで、大手映画会社による三つどもえの“学園ムービー合戦”で多くの客足が見込めるはずだった。それが今年2月、清水が「幸福の科学」への出家を電撃発表、芸能界引退騒動にまで発展したのは周知の通り。「暗黒女子」は一時公開自体も危ぶまれたが、上映したら「同団体の“組織票”が期待できる」との声も一部で上がっていた。それが蓋を開けたら、客入りはイマイチどころかイマサン、イマヨンだから救われない。もっとも、その内容は決して悪くはない。

■斬新な設定で中身は本格派

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲