復興庁お墨付き 東北の看板娘“のん”の衰えぬタレント価値

公開日: 更新日:

 31日、復興庁で行われた「共創力で進む東北プロジェクト」の会見に、応援キャラクターに就任した女優・のん(23)が登壇。アイデアと技術を持ち寄り、新しい東北を創造することを目的にするプロジェクトに対し、「誰かと一緒だと豊かな発想が湧いてきます。ぜひ東北を自由に、パワフルに、創造しましょう」とメッセージを送った。

 能年玲奈から改名して以降も、のんは岩手銀行のキャラクターやJA全農いわての宣伝部長などに次々就任。朝ドラ「あまちゃん」効果は今も続いていて、もはや“東北の顔”と言っていい。ところが、いまだに事務所の独立問題は解決していないという。

「のんの前所属事務所であるレプロのホームページには、今も能年玲奈の写真やプロフィルが掲載されていて、正式には退社していないというスタンス。それだけに、本の出版やイベント出演などで、なし崩し的にのんとしての活動の場が広がれば、事務所としてのメンツは丸つぶれです。ましてや、今回は行政官庁までがお墨付きを与えている。事務所は大弱りでしょう」(芸能関係者)

 同事務所では、2月にも女優の清水富美加が宗教団体「幸福の科学」への出家を発表し、騒動になるなどトラブル続き。順風満帆なのんとは対照的だ。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"