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本村凌二
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本村凌二

早稲田大学特任教授、東京大学名誉教授。博士(文学)、西洋古代史専攻。1947年、熊本県生まれ。著書に「愛欲のローマ史」(講談社)、「ローマ帝国 人物列伝」(祥伝社新書)、「競馬の世界史」(中公新書)などがあり、今月3日に少年期からこよなく愛したファンとして「裕次郎」(講談社)を上梓。

裕次郎の歌声には上手下手を超えた味わいと説得力がある

石原裕次郎(C)日刊ゲンダイ

「去る者 日々に疎し」は人の世の常、まして30年という歳月が過ぎてしまった。しかし、心を揺さぶる鮮明な生の軌跡が残れば、忘れがたい人間もいる。裕次郎はその種の数少ない人物のひとりであろう。目に見える映像と耳に聞こえる歌、これだけあれば、いつでも生前の姿がしのばれる。

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