番組継続は表向き 元SMAP「独立組」がテレビから消える日

公開日: 更新日:

 8日付でジャニーズ事務所から独立を果たした稲垣吾郎(43)、草彅剛(43)、香取慎吾(40)の3人。今後、彼らを待ち受けているのはバラ色の未来と呼ぶには程遠い、厳しい現実である。

 現段階では、香取は「おじゃMAP!!」(フジテレビ系)、稲垣は「ゴロウ・デラックス」(TBS系)、草彅は「『ぷっ』すま」(テレビ朝日系)と「ブラタモリ」(NHK)のレギュラー番組を継続することになったのだが……。

「表向き、3人とも安泰のように見えますが、これらの番組が永遠に続くわけではない。テレビ局の都合でいつでも打ち切れる状態にある。そもそも、番組継続はジャニーズ事務所の意向です。独立と同時に彼らのレギュラー番組を終了させたら、それこそファンや世間からバッシングされる。今年1月の独立騒動時には、残留を決めた木村拓哉を筆頭に、事務所が猛バッシングを受けた。あの時の苦い記憶が事務所幹部の脳裏にこびりついて離れない。番組はいずれ終了させるが、時機を見てということのようです」(芸能プロ幹部)

 どうやら、NHK「ブラタモリ」を除く民放3番組は最短で年内、遅くても来年3月には打ち切りの方向だというのが、もっぱらだ。来年1月、もしくは4月改編期での打ち切りとなれば、テレビ局の責任に転嫁できるからだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  3. 3

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  4. 4

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  5. 5

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  1. 6

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  2. 7

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  3. 8

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  4. 9

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  5. 10

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢