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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ライバルになった元SMAP3人を「嵐」5人はどう見ているか

公開日: 更新日:

 春の“月9”に主演した相葉雅紀の「貴族探偵」(フジテレビ系)は初回を除き視聴率1桁と低迷。酷評の嵐となった。現在放送中の桜井翔の「先に生まれただけの僕」(日本テレビ系)も初回はぎりぎり2桁だったが、2回目にして2.6ポイントも下がり1桁。単純に初回は「どんなドラマ」と好奇心で見たが、「つまらない」と離れた人が多かったという数字だろう。メディアがドラマを取り上げる対象はテレ朝の「ドクターX」のように驚異的な高視聴率か話題のドラマの低迷。桜井のドラマは後者になる可能性も出てきている。

ジャニーズタレント主演のドラマはアイドルとしてのイメージを優先した作品が伝統的に多い。桜井の今回の作品はその典型」(テレビ関係者)

 対照的に香取らはネット活動だけでなく、旧態依然としたやり方を打破するように来春公開予定の映画は「クソ野郎と美しき世界」。「クソ」の文言に非難する声もあるが、タイトルからして桜井のドラマとは明らかに違う。もともと、「グループの延長線上に個人活動のある嵐と、個人活動の延長でグループ活動があったSMAP」と言われていた両雄。独立した3人の動向は後輩たちの目にどう映っているのだろうか。

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