「第2のキタノ」は誰だ 映画祭デビュー役者監督3人の光明

公開日: 更新日:

 映画業界からは「地味過ぎる」と非難する声しきり。都内で開催中の東京国際映画祭のことである。今年は第30回という節目を迎えたが、海外からやって来た有名人は、トミー・リー・ジョーンズ(71)ぐらい。イマイチ盛り上がりに欠ける状況が続いているのだ。

 だが、明るい話題もある。日本映画界の次代を担う気鋭の監督たちによる新作短編映画の上映企画「SHINPA」(シンパ)が行われたのだ。

 同企画は二宮健監督が発起人となり過去5回ほど行われているが、今回は初めて国際映画祭という“大舞台”でのお披露目となった。自主製作で持ち出し覚悟の気骨ある男女10人がメガホンを取ったのだが、その中には女優、俳優として活躍する面々も。

 テレビドラマ「最後から二番目の恋」や映画「ヒメアノ~ル」など小悪魔系美女役が十八番の佐津川愛美(29)、au三太郎シリーズの一寸法師役で世間をざわつかせた前野朋哉(31)、そして、朝ドラ「まれ」にも出演し役者業も増えているロックバンド「黒猫チェルシー」ボーカルの渡辺大知(27)だ。前野と渡辺はすでに映画監督デビューを飾っている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    公明票消失で自民衆院「東京選挙区」が全滅危機…「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず

  4. 4

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  5. 5

    「自維連立政権」爆誕へ吉村代表は前のめりも、早くも漂う崩壊の兆し…進次郎推しから“宗旨変え”

  1. 6

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 7

    国民民主党・玉木代表「維新連立入り」観測に焦りまくり…“男の嫉妬”が見苦しすぎる

  3. 8

    自民「聞いてないよォ」、国民・玉木氏「どうぞどうぞ」…首相指名の行方はダチョウ倶楽部のコント芸の様相

  4. 9

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  5. 10

    「ガルベスと牛乳で仲直りしよう」…大豊泰昭さんの提案を断固拒否してそれっきり