時代の風潮か 相次ぐバラエティー番組打ち切りの根本原因

公開日: 更新日:

 フジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」の来年3月での終了のほか、同局系「とんねるずのみなさんのおかげでした」や「SMAP×SMAP(スマスマ)」の後番組「ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?(もしズレ)」の打ち切り説も一部で報じられるなど、バラエティー番組が軒並み存続の危機に立たされている。

「バラエティはいよいよ大変だ」とツイートしたダウンタウン松本人志(54)はこんな持論を展開。

「コアなファンは面白いと言ってくれるけど、大抵そういう場合は低視聴率なことが多い。(バラエティーで)とがった番組を作るにはお金と体力が必要。クレームなどのリスクも考えると、今後どんどん難しくなるというのはほぼ間違いないでしょうね」

 若者を中心としたテレビ離れや、コンプライアンス重視の世の中の風潮もあると考えているようだ。実際のところ「めちゃイケ」は1996年10月のスタートから21年。ナインティナインを中心に視聴率20%超えが当たり前。しかし、2004年の特番で最高視聴率33.2%を記録した往時の勢いはなく、ここ数年の視聴率は1ケタ台に低迷することが多かった。それはやはり、テレビ離れや社会の変化による影響が大きかったのだろうか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  1. 6

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  4. 9

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 10

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々