バラエティーでも大人気 マルチすぎるYOSHIKIの営業努力

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■ビジネスの手腕も

 ミュージシャンに詳しい芸能プロデューサーの野島茂朗氏がこう言う。

「米ビルボードチャートにランクインする日本のロックバンドでは『LOUDNESS』が挙げられますが、そうしたバンドマンとYOSHIKIの違いはプロデューサーやビジネスマンとしての顔になるでしょう。先輩たちが音楽とファッション以外の発信をしていなかったのに対して、YOSHIKIはバンドPRのために『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』でアパートの部屋でドラムを練習し、立ち食いそば店でライブというパフォーマンスをしたり、髪を逆立てた格好で運動会に参加したりしていた。

 バンドがメジャーデビューできれば大喜びだった時代に、インディーズレーベルや楽曲の原盤管理会社をつくって、後輩バンドの著作権をも管理するビジネスモデルを打ち立てたりもしていた。提携したクレジットカードを一定期間にまとまって使うと、YOSHIKIのピアノ演奏付きのプライベート食事会が当たるというキャンペーンもかつてやっていたのです」

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