バラエティーでも大人気 マルチすぎるYOSHIKIの営業努力

公開日: 更新日:

■ビジネスの手腕も

 ミュージシャンに詳しい芸能プロデューサーの野島茂朗氏がこう言う。

「米ビルボードチャートにランクインする日本のロックバンドでは『LOUDNESS』が挙げられますが、そうしたバンドマンとYOSHIKIの違いはプロデューサーやビジネスマンとしての顔になるでしょう。先輩たちが音楽とファッション以外の発信をしていなかったのに対して、YOSHIKIはバンドPRのために『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』でアパートの部屋でドラムを練習し、立ち食いそば店でライブというパフォーマンスをしたり、髪を逆立てた格好で運動会に参加したりしていた。

 バンドがメジャーデビューできれば大喜びだった時代に、インディーズレーベルや楽曲の原盤管理会社をつくって、後輩バンドの著作権をも管理するビジネスモデルを打ち立てたりもしていた。提携したクレジットカードを一定期間にまとまって使うと、YOSHIKIのピアノ演奏付きのプライベート食事会が当たるというキャンペーンもかつてやっていたのです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  2. 2
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  3. 3
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

  4. 4
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 5
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  1. 6
    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

  2. 7
    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

  3. 8
    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

  4. 9
    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

  5. 10
    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終