著者のコラム一覧
西野亮廣

1980年、兵庫県生まれ。99年、漫才コンビ「キングコング」を結成。近年は絵本作家としても活躍。「えんとつ町のプペル」は映画化され、2019年の公開予定。10月発売の新刊「革命のファンファーレ~現代のお金と広告~」は早くもベストセラーに。オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」運営。

炎上は狙ってないけど「ひな壇出ない芸人」の座は安泰

公開日: 更新日:

 よく「炎上させにいってるんですか」って聞かれるんですよ。炎上商法みたいに言うんです。中にはいらっしゃるのかもしれないけど、僕は炎上させようなんか1ミリも思ってません。

 週イチくらいで炎上してるんで、それによって感情が動くことは、それはさすがにないのですが、4年前に凄く大きいのが1回あって、それが何かって言うと、クラウドファンディング。みなさん、むっちゃ怒ったんですよ。「自分のやりたいことを他人のお金でやるなんて何事だ」みたいな。

 たぶんNYの個展だったと思います。購入型のクラウドファンディングで、「3000円支援してくださったらこちらに招待します」っていう。

 芸人も怒ってたんですよ。驚きました。「ちょっと待て」って。みなさんから集めたお金で何かを提供するのがアウトなのであれば、皆さんが普段やっているライブは? チケット代取って、その売り上げでライブつくってお届けしてるじゃないですか。

 つまり「チケットぴあ」を介してお金を集めるのはアリで、クラウドファンディングを介してお金を集めるのはアウトって言ってるのがよく分かんなくて。「やってることまったく一緒だから」って説明したんですけど、みんなすげえ怒るんですよ。で、炎上商法かって言われて……。ガッカリの連続ですね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」