渋谷すばる脱退は蟻の一穴 ジャニーズ崩壊がついに始まる

公開日: 更新日:

 ジャニーズ事務所所属の人気グループ「関ジャニ∞」のメインボーカル、渋谷すばる(36)のグループ脱退は、SMAP解散独立騒動に続く衝撃を各方面に与えている。

 発売中の写真誌「フライデー」の一報を受け、ジャニーズが15日、渋谷の脱退会見を都内のホテルで開いた。渋谷は今年12月31日をもってジャニーズ事務所を退社することを発表。メンバー全員は渋谷の離脱を止めようと必死の説得を試みたが気持ちは変わらず。最終的には渋谷の決断を尊重し、ジャニーズ事務所としては初となる、メンバー同席の脱退会見となった。

「メンバー7人のうち、安田章大は入院中のため会見を欠席しましたが、コメントをスタッフが代読していました。質疑応答ではSMAPの名前こそ出しませんでしたが、脱退は事務所の先輩の影響か? と問われて、渋谷が“まったくない”と否定する一幕もありました」(取材したワイドショー関係者)

 長くジャニーズを取材する芸能ライターが言う。

「渋谷は関ジャニ∞の2004年のCDデビュー曲『浪花いろは節』以来のメインボーカル。ジャニーズ随一の歌唱力で知られる存在です。歌に力を注ぐ一方で、お笑いやバラエティーでも売っている関ジャニ∞とは一線を画すと言いますか、毛色が合わないところがあり、ゆくゆくは独自路線を歩むであろうことは、ほとんどのファンも知っていました。実際、ソロアルバムをリリースしたり、ソロでライブをやったりしていて、かなりの集客力を見せている。そういう自信もあって、アーティスト、ボーカリストとして独り立ちしてもやっていけるのではないかと本人も周囲もみていた。そういう意味で言うと既定路線です」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"