TVから消え10年超…小橋賢児さんイベント仕掛人になるまで

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 しかし、役者として地位を築き、芸能人の振る舞いを意識して若者らしい生活を我慢するうちに、「窮屈さを感じるようになった」。そして26歳の時、一人旅で訪れたネパールで、貧しいながらも懸命に生きる同年齢の若者の姿を見て「人間力の違いに愕然とした」という。翌07年、俳優業を休業し、語学留学で約1年間渡米。さらに世界各国を巡った。

 帰国後、日本にいる人たちが「止まっているように見えた」と話す小橋さん。何かにチャレンジしても「周りとモメ事が起き、付き合っていた彼女にも三くだり半を言い渡された」。気づけば仕事も貯金もなくなり、実家にこもってほぼうつ状態に。「いつ死のうか」と考えていた矢先、病院で肝臓の数値が悪いと診断され、約2カ月間、寝たきりになった。

「医者に『このままでは死にますよ』と言われました。本当にドン底でしたね(笑い)。人生をやり直そうと決め、3カ月後に迫った30歳のバースデーを最高の日にしようと思ったんです」

 小橋さんは自身の誕生日をイベント化して成功。手応えを感じ、仲間とさまざまなイベントを企画するうちに、人や企業が集まり、知人の推薦を受けてウルトラのアジア上陸にかかわる。

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