「オフィス北野」つまみ枝豆社長のかじ取りで渡る三途の川

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■気になる森との温度差

 では一方の森氏はなぜ、たけしの人事案に即賛同しないのだろうか。芸能関係者は言う。

「このままではオフィス北野が立ち行かなくなることは森さん自身、重々分かっていると思います。もっとも、森さんは自ら立ち上げた映画のNPOを残せば、オフィス北野はペーパーカンパニーのような形にしてしまっても構わないという方向で動いているという話もある。映画NPOはオフィス北野の人材もカネも投入し、たけしさんや軍団との不和というか不信感を買った事案です。まあ、たけしの人事案をのまず、社長に居座るようなそぶりを見せているのは、現社長は俺なんだ、ないがしろにするなという自尊心からでは。軍団に対して、まずおまえらが話に来いとでも思っているのかも知れません」

 これが事実とすれば、軍団と社長の溝は一向に埋まっていないことになる。この状況では、残った軍団は早晩、仕事もなく破産状態に陥るのは明白。ゆくゆくはたけしの新事務所「T.Nゴン」に移籍していくんじゃないか。


 前出の芸能デスクはこう続ける。

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