著者のコラム一覧
片岡たまき

神奈川県平塚市出身。元RCサクセション・マネジャー兼衣装係。夫は「パスカルズ」のバンドマスター、ロケット・マツ氏。著書に「あの頃、忌野清志郎と」(宝島社)。

サザン桑田が涙を流して「RCに負けた」と語った札幌の夜

公開日: 更新日:

 1980年代初頭は、エレキ編成に変わったRCサクセションにとって大きく花ひらいた時期である。

 当時のライブ本数は年間90本を数え、全国を目まぐるしく飛び回っていた。

「79年から80年にかけての不遇の時代から目の前が一気に開けた感じです。ライブが口コミでうわさになり、TV出演や雑誌の露出も目立ってきました。清志郎さんはその頃はまだ銭湯通いで、汗だくでステージを終えて、銭湯の閉まる時間を気にしてたという話があります。番台のおばさんに『あんた、最近テレビに出てる化粧した男の子に似てるね』って声をかけられたという(笑い)」

 当時から、清志郎は自らをミュージシャンとは呼ばず、常に“バンドマン”と言っていた。

「バンドマンという言葉には、『アーティスト』とか『ミュージシャン』という呼び方よりも、もっと当時の、昭和というか、その時代の演奏者が好んで使っていた雰囲気がありますよね。あと、メンバー全員でひとつの“バンド”であって、自分はその一員ということも含まれているのかな。清志郎さんはバンドが大好きでしたから」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希をヤンキースが強奪へ…大谷翔平&山本由伸を奪われた名門が企んだ雪辱戦

  2. 2

    AKIRA版はなかったことに? 反町隆史GTO放送開始で荒ぶる「2012年派」

  3. 3

    ゾンビたばこ広島に黒田博樹監督待望論 「打てない、守れない、人気ない」三重苦で新井監督はクビ不可避

  4. 4

    佐々木朗希は一軍復帰1試合でまた抹消…どれだけ脆弱でもドジャースが欲しがったワケ

  5. 5

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー

  1. 6

    “令和の武器商人”こと小泉進次郎防衛相の「核ありき発言」に自民国防族もカンカン

  2. 7

    ついに1ドル=163円突入で「円安倒産」ラッシュ深刻懸念…すでに前年同期から3割増

  3. 8

    中森明菜のタモリ評「心の底からホッとします」は国民の総意か? サングラス姿と性格的な3要素

  4. 9

    「24時間テレビ」放送1カ月前に日テレ局内に流れる微妙な空気…猛暑の中の星野真里マラソンに大逆風

  5. 10

    震災で家族を心配する選手たちに星野監督が怒号「おまえらは野球だけしとりゃあええんじゃ!」