阿部祐二さん タクシー事故で大ケガの翌日に東日本大震災

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 2011年3月11日午後2時46分。東日本大震災の発生を病室で迎えていたんです。

 その日はずっとニュースや特番を見て過ごし、「本来ならばすぐに現場へ行くのに」と悔しい思いをしました。

■英語の磨きに専念

 でも、「悪あがきをしてもしょうがない。今できることを一生懸命やればいいじゃないか」と考えて、入院中は英語のブラッシュアップをすることにしました。このあたりの切り替えは早いんです。結局、退院したのは4月下旬。1カ月半ほどで病院を後にできたのは事故前に毎日30~50分、ランニングを絶やさなかったからでしょう。

 そしてしばらく療養後、6月2日の放送から「スッキリ」に復帰しました。最初の現場リポートは震災被災地の宮城県石巻市。大震災、事故で入院してから約3カ月経っていました。

◆朗読劇「遠き夏の日&日野美歌アコースティックライブ」 特攻隊を通じて命の尊さを考える朗読劇と歌で構成。阿部さんは特攻兵役で出演。8月31日(くまもと森都心プラザホール)、9月2日(名古屋・中京テレビ本社)、3日(大阪・ナレッジシアター)、21日(高松・レクザムホール)、22日(高知県立県民ホール)、29日(東京・古賀政男音楽博物館けやきホール)。

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