• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger
クロキタダユキ
著者のコラム一覧
クロキタダユキ

汚れたミルク/あるセールスマンの告発(2014年・印、仏、英)

 貧しいパキスタン人アヤンは結婚後、ダメモトで受けた世界的飲料企業の採用試験に合格。持ち前の行動力でトップセールスマンに。

 だが、必死で病院に売り込んだ粉ミルクが原因で、多数の乳児が死亡している事実が判明。骨と皮だけで体中にチューブをつけられた乳児たち。そのシーンは実際の映像が流れ、胸が痛む。

 衝撃を受けた彼は、裕福な暮らしを捨て、辞職して会社を訴えるが、家族が危険な目に。葛藤する夫に妻が投げた励ましの言葉だ。

 巨大企業の不正に勇気をもって立ち向かう内部告発だが、劇中、上司の指示で取引先に日常的に賄賂や付け届けをして業績を上げていたことが分かる。しかも、被告の企業との金銭取引に応じようとしていたテープが発覚し……。

 くさいものにフタで、会社の汚点に目をつむっている人は、身につまされるだろう。正直、モヤモヤする。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言

  2. 2

    投票の“証拠写メ”強制…沖縄知事選で自公が異常な締めつけ

  3. 3

    浮沈はサーシャに…大坂なおみ“女王君臨”への落とし穴

  4. 4

    杉田水脈議員“擁護論”の怪 「論として成立」していない

  5. 5

    テニス協会が大坂なおみへ 全米V報奨金800万円は妥当か

  6. 6

    貿易戦争 中国の切り札「米国債売却」で日本にシワ寄せ

  7. 7

    大坂なおみに完敗 女王セリーナが全米決勝で逆上した真相

  8. 8

    大坂なおみが目指すWTAファイナル “超VIP待遇”の仰天全貌

  9. 9

    もう不毛な忖度は不要に プロOBの野球評論に新たな道が

  10. 10

    強がっても負け惜しみ 安倍政権レームダック化の急加速

もっと見る