クロキタダユキ
著者のコラム一覧
クロキタダユキ

夜明けの祈り(2016年・仏国/ポーランド)

公開日:

 1945年12月、ポーランドのフランス赤十字で働く女医マチルドの元に、若いシスターが助けを求めて駆け込んでくる。ソ連軍の兵士による蛮行で仲間7人が妊娠。それが公になれば修道院の恥。閉鎖を恐れた院長は、女医に他言無用を約束させて、処置に当たらせる。

 禁断の僧院で次々に産声を上げる新しい命。神への忠誠から貞節を誓ったはずのシスターだが、赤ん坊を目の当たりに母性が目覚める。が、厳格な院長は不浄を嫌い、赤ん坊を養子に出すと主張し、赤ん坊を捨て去ってしまう。そのショックで飛び降り自殺した仲間が出たほどだ。

 シスターの中で姉御肌のマリアは、修道院に来るまで遊んでいて、処女ではない。ソ連軍の蛮行を免れたことで、妊娠した仲間を看護する。女医をサポートしながら、2人は次第に打ち解け合っていく。そんなマリアがこぼした言葉だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「誰のおかげで飯食ってんだよ」同年代アイドルの怒声に…

  2. 2

    五輪イメージ悪化…安倍政権が描く竹田会長追放のシナリオ

  3. 3

    NGT48メンバーは自宅に男が 地方アイドルが苦しむジレンマ

  4. 4

    「史上最弱横綱」稀勢の里を生んだ“機能不全”横審の大罪

  5. 5

    稀勢の里“ガチンコ横綱”の限界…過信と疲労蓄積で自滅連敗

  6. 6

    「カープに恩義ある」引き抜きを断り続ける目利きスカウト

  7. 7

    統計調査不正を逆利用 安倍首相がもくろむ政権浮揚プラン

  8. 8

    仏捜査のJOC会長の長男 竹田恒泰氏“父擁護”のトンデモ発言

  9. 9

    稀勢の里引退決断 歴代最低“36勝36敗97休”の不名誉記録

  10. 10

    「いだてん」低迷は想定内 NHK大河にクドカン起用の狙い

もっと見る