暗殺未遂事件? 反プーチン大統領のバンドメンバーに毒か

公開日: 更新日:

 ドイツ・ベルリンの医師団は18日、ロシアのプーチン大統領批判で知られるパンクバンド「プッシー・ライオット」の男性メンバー、ピョートル・ベルジロフ(30)が毒を盛られた疑いがあると明らかにした。容体は回復しつつあり、命に別条はない。

 ピョートルは今月11日、モスクワの裁判所で何かを食べた後、目が見えなくなり、話すことや歩くこともできなくなった。当初、モスクワの病院の集中治療室に入院していたが、15日にベルリンの病院に搬送。ベルリンで記者会見した他のメンバーは「暗殺未遂事件だ」と主張した。

 ピョートルは、7月のサッカーW杯ロシア大会決勝で、ピッチに乱入して試合を中断させたメンバー4人のうちの1人。この事件への報復で毒を盛られたとの見方もでている。

 医師らが毒物の特定を急いでいるが、今のところ具体的な物質は判明していない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い