夢と理想と現実…テーマパークダンサーの“ブラック”な実態

公開日: 更新日:

 子供たちの夢の職業としても人気の「テーマパークダンサー」だが、実はかなりのブラック職場なのだという。小中学校でダンスが必修化してはや10年、志願者は増えるばかりだが、給料は惨憺たるもの。外資系のテーマパークでは、パレードやステージに関わるキャストはここで働いていることや、給与の詳細などを明かすことがあれば契約違反で訴えられるというため内情が明るみに出ることはほとんどないが、あるテーマパークダンサーがこう言う。

「今、給料が高い順はピューロランド、USJ、ディズニーランドといわれています。やっと夢の職業に就けたと思ったら先輩に『実家暮らしでやっと。一人暮らししたらもう生活で終わるよ』と言われ、せいぜい月15万円くらいかと覚悟していたんですが、実際は週休2日で月給7万円ほど。学生時代のバイトの方がマシでした。リハーサルは閉園後だし、肉体的にハードな割に報われません。親にはダンスの専門学校の学費を2年間で200万円も払ってもらったのに申し訳ないです」

 地方のテーマパークに所属するAさんは「ケガをして休みたいと言っても笑ってかわされる。ダンサー業界は狭いので、問題を起こせば、自分の先生や先輩後輩に迷惑をかけることになるから言えません」と泣き寝入り。まさに、体操やアマチュアボクシングと同じように“人脈”に縛られてがんじがらめだという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    東大出身の小林政調会長は日本史を学ぶべき「2600年以上続く男系継承」は歴史なのか神話なのか…皇室典範改正で浮かんだ疑問

  2. 2

    松尾雄治さん(1)ゴルフ場で意識を失う…「気が付いたら病院のベッドでした」

  3. 3

    国民も気づき始めた皇室典範改正のおかしさ 「愛子天皇」潰しに抗議する市民デモが国会を取り囲む?

  4. 4

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  5. 5

    今も続く「皇室典範」は出来の悪い法律…男の側に不妊の原因を求める発想がなかった時代の産物だ

  1. 6

    不振続く和久田麻由子「news LOG」 M!LK曽野舜太の出演は「毒まんじゅう」か「良薬」か

  2. 7

    高市首相は今の天皇や上皇が嫌で嫌でならない 保守派のホンネは天皇制「崇拝」ではなく「衰退」

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    麻生副総裁への飛び火を防ぐため? 福岡県議会の議長ポスト金銭授受疑惑に自民党本部の後手

  5. 10

    新垣結衣は芸能界から引退するのか? 相次ぐCM降板と夫・星野源の紅白連続出場ストップの余波