CM中止で加速…NGT48イジメの構図と暴行事件の“犯人”探し

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 ところがAKSサイドは第三者委員会を立ち上げて真相を究明するなどとしたため、ファンらには頬かむりとの印象を持たれたのだろう。

 落語家の立川志らくはこの一件を特集したTBS系「ひるおび!」で、もし山口の個人情報を男2人に漏洩させたメンバーがいて、それが成人なら「道義的責任はある。謝罪させるとか解雇すべきじゃないか」と指摘。そのうえでAKSの対応について「学校のいじめと構造が似ている。『いじめられた』と先生に訴えたが先生は何もしてくれない。そればかりか学校もいじめの事実はないと、いじめた方を守っているというのに何となく似ている」とコメントしたが、その通りだ。

 ネット上ではNGTメンバーや運営側の関係を示す相関図が作成され、根も葉もない犯人捜しやレッテル貼りが繰り広げられて大炎上。NGTは25日以降の劇場公演中止を発表するなど対応は後手後手だが、15日にはNGTをテレビCMに起用していた地元企業がCM放映中止を発表するなど騒動は日増しに拡大している。

「新潟には週刊誌の記者らが入ってファンや関係者へ接触するなど真相究明の取材に動いている。一体、誰が犯人なのか、今後どうなるのかなどを含めてNGTのメンバーは互いが疑心暗鬼に陥っている」(芸能関係者)

 初動対応を誤ったがゆえの“大火事”と言えるが、10代、20代の女の子をマネジメントする運営側の責任は重い。

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