NGT暴行事件の黒幕か アイドルハンター“Z軍団”の悪辣手口

公開日: 更新日:

 そうした身勝手な行為がストーカーや暴行事件を助長するのだから許し難い。

「もともと彼らもCDを大量購入し、握手会などで“推し”の女の子を熱心に応援する『太客』に過ぎないのですが、どこかで一線を越え、悪事に手を染めていく。一部の“過激なファン”が先鋭化して“犯罪者グループ”になっていくんですよ」(前出の編集者)

■“転売ヤー”がエスカレート

 昨年6月にも、AKBグループの「総選挙」の投票券の費用をファンからだまし取った男(24)が詐欺容疑で逮捕されている。男は投票券550枚分の費用として現金29万5000円を振り込ませたが、投票券は存在しなかった。この男ももともとは一部ファンの間では有名な「転売ヤー」だったが、最終的に詐欺に手を染めた。芸能ジャーナリストの平田昇二氏はこう話す。

「AKBグループの中でも地方のグループは劇場が小さいため、人気が出ると、チケットが10万円程度に跳ね上がることもあるそうです。転売で『車を買った』とツイッターで自慢している人もいますよ。また『アイドルハンター』の中にはマスコミと関係している者もいて、マスコミ関係者を名乗り、メンバーを脅したりする不届き者までいるようです」

 NGT48を巡っては、地元の新潟県知事も「悪いイメージを払拭して、早く正常な状態に戻って欲しい」と異例のコメント。悪質極まるこうしたヤカラは、本人はもちろん、運営サイド、一般のファンにとっては迷惑な存在でしかない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった