関西で初発進「後妻業」佳乃vs多江“W木村”対決がカギ握る

公開日: 更新日:

 冬の民放GP帯の連ドラで最後発スタートとなった、木村佳乃主演「後妻業」(カンテレ制作・フジテレビ系=火曜夜9時)。22日放送の初回視聴率は2ケタには及ばなかったものの8・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、同枠の前作「僕らは奇跡でできている」と、前々作「健康で文化的な最低限度の生活」の7・6%を上回った。

「制作局であるカンテレのお膝元、関西地区での視聴率は13・7%と、関東地区を5%も上回る好発進でした。福井澄郎社長もゴキゲンだったようです」(テレビ誌ライター)

 原作は直木賞作家・黒川博行氏による同名小説。資産家の老人を狙った結婚詐欺で荒稼ぎする"後妻業"の女を描くブラックコメディーで、16年には大竹しのぶ主演で映画化もされた。木村佳乃はコテコテの関西弁やド派手な衣装に真っ赤な口紅で"悪女"役に張り切っているが、「映画版の大竹しのぶとは演技が雲泥の差」「木村佳乃や高橋克典の関西弁に違和感」など、初回放送後のネット上は辛口コメントが多い。

「大阪が舞台ということで関西地区の注目度が高く、初回は関東より5%高い数字となりましたが、29日放送の第2話でガクッと落ちてしまう可能性もあります」と、テレビコラムニストの亀井徳明氏がこう言う。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然