「嵐」活動休止“無責任”で物議 アイドルの寿命は何歳か?

公開日: 更新日:

 嵐の活動休止会見で記者から投げかけられた「無責任では?」の質問が話題になった。ファンに支えられているアイドルたる者、自己都合で活動を辞めるなんて許されないという考えが根底にあるらしい。ファンがいる限り続けるべきだと思っているのかもしれない。

 山口百恵キャンディーズも“勝手”に引退や解散を決めた。それを無責任というのなら、何も嵐に始まった問題ではないが、そもそもアイドルはいつまでアイドルなのか。何歳までやれるものなのか。

 コラムニストの桧山珠美氏は「アイドルに寿命はありません。本人とファンの“魔法”が解けない限り、永遠に続けられます」と言う。

 昨年のレコード大賞ではピンク・レディーが復活した。2人とも還暦を過ぎ、さすがに見た目の劣化は避けられなかったが、歌って踊ればいまだにアイドル。一時代を築いたキャラクターに衰えはない。

「舟木一夫さんもそうですね。先日、コンサートに行ったのですが、驚くほどの盛り上がりでした。ヒット曲メドレーを合図に、ファンの人たちは舟木さんに近づいてプレゼントを渡し始めるのです。にこやかに受け取っている姿は、まさにアイドル。74歳という年齢は関係ないんですね」(桧山氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償