著者のコラム一覧
青山佳裕

1954年、東京生まれ。美空ひばりの時代から取材歴40年。現在も週刊誌などで活躍するベテラン直撃記者。

タイプの俳優と共演で…樹木希林さんが見せた“乙女の表情”

公開日: 更新日:

 ドラマ「味いちもんめ」だったか、希林さんが内藤剛志と共演するシーンが印象的で、ふとこんなぶしつけな質問をしてしまったときのことだ。

「希林さん、ひょっとして内藤さんのことがタイプなんじゃないですか。回を追うごとに、内藤さんを見る目が乙女のようになってましたよ」

 なにバカなこと言っているのよ、とでも返されると思ったが、

「…………」

 顔を赤らめて、黙ってしまった。

「どうしたんですか」と聞いても、うつむいたまま、恥ずかしそうに首を左右に振っている。どうやら図星だった。大ベテランの女優で、数々の難役もこなしてきた希林さんだが、いつまでも色あせない魅力は色恋もちゃんと持ち続ける心根にあったのではないか。

 希林さんは平成30年、2018年9月に永眠(享年75)。本葬と告別式はあの光林寺であった。昭和そして平成の芸能界を牽引してきた希代の大女優は今も人々を魅了してやまない。

 (聞き手=長昭彦/日刊ゲンダイ

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自転車の「ハンドサイン」が片手運転ではとSNSで物議…4月1日適用「青切符」では反則金5000円

  2. 2

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 3

    柳楽優弥「九条の大罪」23歳新人が大バズり! 配信ドラマに才能流出→地上波テレビの“終わりの始まり”

  4. 4

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  5. 5

    ホルムズ海峡封鎖で習近平指導部が高笑い 中国の石油備蓄量は日本の5倍超、いまだ一滴も放出せず

  1. 6

    高市首相「イヤイヤ集中審議」の一部始終…収まらないイライラ、官邸崩壊もチラつき深まる孤立

  2. 7

    田尾監督には感謝しかない 電撃解任の際は一緒に辞めるつもりだったけど…

  3. 8

    故・中山美穂さんの遺産めぐる「相続トラブル」報道の実相…ひとり息子の相続放棄で、確執の実母に権利移行か

  4. 9

    ボクシング元世界王者・内藤大助さんは昨年ジム開設「ジィちゃんバァちゃんも大歓迎」

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希がまたも背信投球…指揮官まで「物足りなさ」指摘でローテ降格カウントダウン