結婚4回逮捕4回…萩原健一さん“希代のモテ男&モメ男”伝説

公開日: 更新日:

 ショーケンの愛称で親しまれた俳優の萩原健一さんがGIST(消化管間質腫瘍)のため26日に都内の病院で死去していたことを所属事務所が発表した。享年68。萩原さんは2011年から病を患っており、闘病を続けていたが本人の強い希望で病名の公表を控えていた。

「最期は、とても穏やかで安らかに、ゆっくりゆっくり、眠るように息をひきとりました」

 こうコメントしたのは理加夫人(モデルの冨田リカ)。しかしながら、理加夫人が4度目の結婚相手であることからもわかるように、ショーケンの一生は、眠るように穏やかな最後とは対極の、波瀾万丈の芸能人生だった。

 GS全盛時代を経て、ドラマ「太陽にほえろ!」(72年)のマカロニ刑事役で人気俳優としてのポジションを確立。その後は「傷だらけの天使」(74年)、「前略おふくろ様」(75年)などに主演し、代表作多数。故黒沢明監督や脚本家の倉本聰氏からも高く評価されたキャラクターと演技力は文句のつけようがない。だが、高まる人気と名声とは裏腹に、これほど毀誉褒貶の激しい芸能人もいなかった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  3. 3

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    初の黒人力士だった戦闘竜さんは難病で入院中…「治療で毎月30万円。助けてください」

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  3. 8

    ドジャース大谷翔平が“本塁打王を捨てた”本当の理由...トップに2本差でも欠場のまさか

  4. 9

    “条件”以上にFA選手の心を動かす日本ハムの「圧倒的プレゼン力」 福谷浩司を獲得で3年連続FA補強成功

  5. 10

    吉沢亮は業界人の評判はいいが…足りないものは何か?