男子公式戦で異例の7000ヤード未満…“短い舞台”で問われる国内メジャーの威厳【21日開幕 日本プロゴルフ選手権】

公開日: 更新日:

 無名に等しいA・ライの優勝で幕を閉じた前週の全米プロゴルフ選手権。大会中、厳しいピン位置にS・シェフラーやR・マキロイが主催の全米プロゴルフ協会に「文句」を言ったが、4大メジャーのひとつなら難しいセッティングは当たり前だ。

 21日開幕の日本プロゴルフ選手権(滋賀・蒲生GC)は、国内ツアーの公式戦。日本版の「メジャー」と呼ぶ人もいる。その“メジャー”が今年は例年以上に注目されている。

 この大会は、開催する都道府県と会場を毎年変えて行う「サーキット方式」が採用されてきたが、今年から3年間は蒲生ゴルフ倶楽部(滋賀)の固定開催。当コースは「比良」「伊吹」「鈴鹿」の3コース計27ホールからなり、今年は「比良」と「伊吹」が使用される。

 1977年開場の林間・丘陵コースは今回、7000ヤード未満(6991ヤード)でパー72設定。男子のトーナメントでは異例だ。

 大会関係者が言う。

「距離が短いのでドライバーを使えば、ほとんどはウエッジでグリーンを狙えるし、ドライバーを使わなくても7番以下のクラブで打てる。ただし、270ヤードぐらいからフェアウエー(FW)幅を絞っているし、外せばラフは長い。グリーンは小さく、傾斜がきつい。今回のセッティングアドバイザーを務める桑原克典プロは、『距離が短いのでグリーンを硬くして難易度を上げる』と言う。グリーン周りのラフも約10cmもある。ラフからのウエッジショットでも小さな硬いグリーンでは止められない。FWキープが絶対条件です」

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