ガリガリガリクソン50kg減量…激痩せは心臓死リスク3.5倍

公開日: 更新日:

〈何をしても痩せなかった私が、人生の全てを賭けた最後のダイエットにより、5ヶ月で122・4kg→75・1kg(47・3kg減)になりました〉

 お笑いピン芸人・ガリガリガリクソン(33)が2日に“激痩せ”を公表し、世間をアッと言わせている。

 反応は〈素直にここまで、痩せられたら凄いと思う〉などと、おおむね称賛の拍手が送られているが、その一方で、5カ月で50kg近くという急激なダイエットに〈維持するのが大変〉〈非常に危ない〉などと心配する声も少なくない。

 東京慈恵医大病院糖尿病・代謝・内分泌内科の坂本昌也准教授も「一般論ですが」と前置きして、こう言う。

「ダイエットは体重の5%を半年で減らすことを目標にします。急激なダイエットには、いくつかの弊害があるからです。たとえば、身体が飢餓状態になるため、今後は普通の人と同じ食事量でも太りやすくなる。心筋梗塞脳卒中など病気のリスクを上げることは明らかで、骨粗鬆症を起こしやすくなりますし、ダイエットとリバウンドの繰り返しが『寿命を縮める』ことは、国際的に権威のある医学雑誌でも発表されています。皮膚がたるむなど、美容面でもよくないですね。そもそもダイエットで重要なのは、減量後の体重を維持すること。それができない過激な方法は、医師としてお勧めできません」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償