著者のコラム一覧
井上トシユキITジャーナリスト

1964年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業後、会社員を経て、98年からジャーナリスト、ライター。IT、ネット、投資、科学技術、芸能など幅広い分野で各種メディアへの寄稿、出演多数。

NGTメンバー暴行事件「嘘ばかり」とSNSで前代未聞の反論

公開日: 更新日:

 口は災いのもととは言うが、SNS全盛の昨今、ついうっかりと余計な一言を投稿してしまうケースは後を絶たない。最近でも、NGT48の加藤美南がSNSでやらかしてしまった。世間的にも耳目を集めているNGTのメンバーに対する暴行事件を報じるワイドショーが映ったテレビ画面の画像に、「せっかくネイルしてるのにチャンネル変えて欲しい」とコメントして投稿したのだ。

 ここで、NGTのメンバーへの暴行事件をざっと振り返っておきたい。上半期で最大級の炎上事件でもあるこの問題は、1月9日に被害者である山口真帆(当時はNGTの現役メンバー)が、動画サイトで“号泣告発”を生配信したことで明らかになった。

「本当のこと言わないと何も解決しない(中略)結局、この1カ月、待ったけど何も対処してくれなくて」「クリーンなNGTにするって(中略)悪いことしてるやつは解雇するって言ったくせに」「みんなの個人情報もバレてるし」……。

 人目もはばからずに泣きながら山口が話す内容は、誰もが耳を疑うものだった。ところが、この配信は、核心に触れようかというタイミングで、どういうわけか強制的に中断されてしまう。その後、山口本人がSNSに文字情報のかたちで、あらためて何があったのか経緯を投稿。そこではじめて、山口が寮として借り上げられていたマンションの自室で前年12月、帰宅時に男に襲われていたことが判明した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い