岩田剛典 永瀬正敏撮影3rd写真集は「妥協なく取り組んだ」
EXILE、三代目J SOUL BROTHERSのパフォーマー、岩田剛典(30)が2日、3冊目の写真集「Spin」(講談社)を出版した。俳優で写真家の永瀬正敏(53)が撮影、発売前から6万5000部を出荷した話題作だ。「30歳の節目に永瀬さんとコラボできるまでになったことが光栄」という岩田を直撃した。
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昨年の映画共演をきっかけに、岩田と永瀬は親交を深め、写真集が実現した。
「一切の妥協もなく、並々ならぬ情熱を持って取り組もうとした作品です。エッジの効いた作品集に挑戦できるようになったのも、ある意味さらけ出せるようになったからだと思います」
お気に入りの作品は、廃虚で羽の舞う中、バレリーナを従えてたたずむ写真だそう。
「僕の感情が30~40人のバレリーナと化して、糸でつながっているんです。時間を切り取って真空パックしたような劇的な瞬間を収めたカットなので好きですね」
写真集後半では美ボディーも披露。
「20年、30年後まで残るものなので、体を絞りました。(化粧で体を立体的にする)ボディーメークなどは一切せず、当日は水も飲まないようにしました。普段も節制していますが、そこからさらに2キロ絞るのは結構キツかったですね。新しい発見といえば、今まで自分は顔が濃い方ではないと思っていたんだけど、意外と彫り深いな俺……と思いました(笑い)」
撮影した永瀬は岩田直筆の感謝の手紙にいたく感動したというが。
「手紙を書くようになったのは30歳になってから。母が節目ごとに手紙をくれるので、母の影響かもしれません。昔は当たり前だったはずなのに直筆ってびっくりするほど時間がかかって、今、書く人は少ない。それだけに下手な字でも受け取った方に喜んでいただけます。相手の方の心の負担にならないよう、返事を求めない内容にしています」