「司会のみのさんがとちっても容赦なくひっぱたいた」

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 馬風の新しい売り物、「会長への道」は、小さん会長をはじめ幹部の先輩らが次々に死んで、最後に自分が会長になるという内容だ。

「出てくる落語家全員が有名人で、顔とキャラクターを客がよく知ってるから受けたんだ。俺は内心、ゆくゆくは同期の志ん朝が会長になるもんと思ってた。そうなったら、俺は副会長になれるかも知れない、というはかない願望はあったね」

 しかし、馬風のひいき客の中には、「会長への道」が受けるのを心配する者もいた。

「噺に出てくる落語家当人だけでなく、そのファンの恨みを買うこともありえるって。『協会にいられなくなりますよ』なんて忠告されたこともあったな。でも、そこは落語家だ。皆シャレがわかる。小さんをはじめ、怒るやつは一人もいなかったよ」

 当時、先代円歌が「中沢家の人々」という家族をネタにした漫談を十八番にしていたが、「会長への道」は、それに匹敵する傑作と断言できる。

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